ゆる体操との出会い１

今から10年前当時旦那が入っていたアンチエイジング学会で、販売コーナーに並んでいた外科医で漢方医の50代の新見正則先生が、1年半でトライアスロンを完走するまでの記録を書いた「じゃあ、そろそろ運動しませんか」という本を買って来ました。その本の中で、新見先生が藤原裕司さんというトライアスリートの方が主催されたキャンプに参加した時にゆる体操をした話が出てきます。藤原さんが40代でスランプだった時にゆる体操に出会って、その後また素晴らしい成績を残している。藤原さんがゆる体操のおかげで今でも現役で、これからもずっと現役でいられると思うと紹介されて、ゆる体操の指導員に教えてもらったとのことでした。

以下引用しますね。「P148　ゆる体操とは高岡英夫先生が開発したものだそうで、全身の筋肉を緩める事が大切だそうです。樫村さんというゆる体操の講師から直接に教えてもらいました。なんだか不思議な体験でした。確かに一流選手はゆるゆるしてますね。決して筋肉は緊張していません。イチローなんかは本当にそうですね。天才はこのゆるゆる感を自然と会得しているそうです。僕ら凡人も緊張している筋肉を緩めるといろいろな能力を発揮できるそうです。2日間でしたが実際にゆる体操の本物を経験し、なんかおもしろそうだなと思いました。この感覚は僕が胡散臭いと思っていた漢方にはまっていった時の不思議な魅力と、運動にはまった感覚にも似ています。藤原さんがゆる体操のおかげで今でも現役で、これからもずっと現役でいられると思うとおっしゃっていました。そうであれば僕もやってみないとダメですね。へそ曲がりな僕としては自分で経験しないと納得できませんから……」これを読んで私たち夫婦はゆる体操って何だ？あんな超人的なトライアスリートがこの体操があるから現役を続けられるとまで言う体操って…とはまっていく事になりました。